楽譜を読む

あるお母さんから相談を受けました。
少し弾けるのだけど…
楽譜げ読めない…みたいと
習うがどうするか悩んでいるようす。

読めないんじゃなくて
面倒くさい、んだよねー
曲を弾けると楽しいけど
楽譜を読むのが面倒くさい。

楽譜を忠実に読むことは
学校の勉強と一緒でとっても面倒。

楽譜を読むことを目的に習うのなら
別ですが… 
弾くことが目的なら
究極
気に入った曲を耳で聞いて拾い弾きして
和音をつけれたら楽譜はいらないはず
辻井伸之さんが良い例です。

それより感覚を育てないと
たぶん楽譜は本人がその気になれば
1年もかからないんです。

弾く感覚
右手と左手を別に弾く感覚
早く手を動かず感覚と
ゆっくり丁寧に弾く感覚の違い。
その言葉には出来ない
感覚をつかむことを伝えることが
私の1番の仕事です。
もちろん譜読みもリズムもしていますが^_^

感覚が人を自由にする。
芸術が人を自由にする。
シュタイナー教育です。
カッコいい!

世の中が音楽を
芸術と捉えてもらえるように

今の音楽のあり方は
楽譜と1音も間違えないこと
アーティキュレーションに忠実に弾くこと
が中心です。

それはもうAIに任せましょう。
アレクサちょっとピアノ弾いて!なんて

1音間違えるじゃなく
あえて1音カッコよく付け足すみたいな
いやいやもっともっと編曲して原曲より
カッコよく弾けた方が楽しい。

いやいや楽譜なんて要らないです。
僕即興で作っちゃいますから
って言えるようになるともっとカッコいい。