感覚を信じる子育て

何もしない子育てというのが
以前ブームになりました。

シュタイナー教育も7歳までは夢の中
早期教育などせずに育てましょう。です。

でも本人がどうしてもやりたいなら
問題はないようです。

(有名なスポーツ選手には小さな時から
好きで好きで仕方がないのでやらせた
なんて話しもあります。)

本人の意思を無視して教育することが
シュタイナー教育ではいけないとされています
(保育者は威厳を持って接しなさいとされるので解釈がなかなか難しいのですが…)

だけど…
子どもは親を選んで生まれてくる。
というのもシュタイナー教育の考え方です。

どうしてもピアノをさせなければいけない。
といって連れてこられた男の子。

嫌だ〜
と言い続けています。
もう3ヶ月程経つのにまだ嫌だ〜と

私も子どもの時はじめから嫌だ〜とワンワン泣いて無理やりやらされたのを思い出します。

3ヶ月経ってもお父さんは弾きなさい!と
まだ言っています。
なら私も本気でいこうか。
先月から泣いている子を抱きながら
一緒に弾いています。

ロッテンマイヤーさんみたい。

でも終われば楽しそうに教室で遊んでいます。
さほど嫌でもないみたい。
ややこしい私を連れてピアノを習わせてくれた
恩返しをしているような気もします。

何が正しいのか
表面的な本や情報に惑わされず
真っ直ぐ向き合って自分がどう思うか
これが何より正しい情報のように思えます。