やっぱり右脳の話

やっぱり脳の話しです。

子どもが一つのことを集中して
させることはなかなか難しいです。

でも、水をジーと眺めていたり
お菓子の袋でずっと遊んでいたり

何故かせっかく買った高いおもちゃで
遊ばずに捨てるペットボトルのキャップで
遊んだり…子どもアルアル

でももしかしたら
こんな遊びがとっても大事かも
感覚遊び、右脳を育てる。

ところで
ピアノを弾くのは、はじめ
一つ一つ音を拾って弾き
だんだん自動運転で
勝手に手が動くようにもっていきます。

いちいちこの音弾いて次この音
なんてやってたらいつまでたっても
弾けない。だから右脳に書き込む
(自動運転できる方法を)
子ども達に伝えていくようにします。

でも子どもの頃は知らぬ間に
自動運転で弾いていたのに。
右脳がちゃんと働いていた。

大人になって
しっかりもの事を把握して行動しないと!
と思うと自動運転では弾けなくなります。

大人って何もかも把握したくなります。
で自動運転で弾けることを理解し
把握することが出来ない。

だって学校では左脳で考え行動
すること、ばかり教えられたから、

なんで勝手にこんなに複雑に手が動くんだろう
なんて考えたらもう弾けない。

弾ける訳が無い!と思う。

まいっか、今まで弾けてたんだから
考えずに適当にやればいいか
と開き直ればまた弾けるようになるんだけど

大人からピアノをはじめるのが難しいのは
左脳ばかり使い過ぎて
右脳の感覚や、無限に記憶できる才能を
信じることが出来ないからじゃないかなぁ

こんなボンヤリした答えのない
感覚的な右脳に任せていられないわ!
って思ってしまう。

ピアノが弾けるかどうかは右脳にどこまで
任せられるか。任せられれば任せられるほど
サクサク弾ける。気がしてきました。

ピアノに楽譜を置いて弾いているけど…
なんとなくボンヤリ見てるだけで
楽譜なんてほとんど見てないですよね。

それなのにちゃんと
記憶を引き出して自動運転しているんだから
無限の可能性を感じます。

右脳をもっと使いこなせば
すごいことになるような気がする。

左脳で意図して
右脳で動く。

スポーツもそうらしい。
だからシュタイナー教育は感覚の
話しがたくさんあるのかなぁ〜
なにせシュタイナー教育は
12も感覚があるといいますから。

左脳で指示を出して
右脳でふわっと柔軟に行動する

その感覚を日頃からつかんでいけば

子どもみたいに疲れ知らずで
サクサク行動出来るようになるのかも。