主体的に弾く

いつも主体性を持ってやってもらおうと
意識してレッスンしています。

近くの教会のクリスマス会で
もろびとこぞりて のゴスペル伴奏を
フルート、ピアノ、バイオリンで
やります。

私はバイオリンです。
バイオリンが楽しいのです。
きっとプロがいたらむちゃくちゃです。
知らぬが仏

ピアノは大きくなってから
はじめた友人が弾きます。
彼女はピアノが楽しいのです。
そして自由でのびやかな感じが素敵です。

主体性を持って取り組んでいるから
楽しく弾けるんだろうと思います。

小さな時からハノンやチェルニーで
正確なタッチで弾くことを目的に
習った私は人前で弾く時は
習った通り正確なタッチで!
コルトーの奏法は…
なんて考えてしまいます。
最近はましですが。

私の場合
弾きたい曲があれば
それが難しかったら
弾けない箇所を
呪文のようにこれでもか〜
というくらいら何度も何度も弾きます。
手に覚えこませます。

それでも指が動かなかったら

ハノンやらなきゃ指が動かないかなぁ
とハノンの楽譜を引っ張りだして
ハノンを弾いたりします。

主体性を持って取り組んだ場合
本人の中に弾きたい曲があり
練習曲はその曲を弾く為の道具
にしか過ぎないと思います。

やりたいが先
練習曲は後

そうすれば
今を我慢して(波動を落として)
練習曲をしなくても
やりたくて(波動をあげたまま)
練習曲をしちゃう。

ピア二ストのフジコヘミシングさんは
言います。
「練習曲ばかりやらなくても
トルコ行進曲なんか弾いておけば十分よ。」

とんとん山では主体性を持ってレッスン
出来るように取り組んでいきます。